世界一と言っても過言でないほど、水質管理にきめ細やかな配慮を怠らない日本で生活している私たちが、世界各国に滞在する中で「水」に関してどこまでの対策を心がければよいのかということは、単に海外旅行として数日間の短期滞在をするだけの状況でも大変気になる部分だと思います。
基本的に数日間の滞在をするだけの海外旅行では、例えどんなに水の状況がよい国であっても、水道水は絶対に飲まないこと、口にしないことが健康管理の為に最も重要なことなのです。このことは上水道システムが整っている先進諸国での滞在でも同じです。
もちろん、水の清潔さへの配慮としての意味もあるのですが、どんなに清潔とされる国の水であったとしても、ところ変われば、水も変わりますから、その水が自分の体質に合わないケースも充分に考えられます。例えば、同じ水道法により管理されているはずの日本国内でも、北海道、本州北側、本州南側、九州、沖縄など、いずれの地域でも水質が違うケースがあり、仮に周囲の人が全く大丈夫だったとしても、その水が自分の体質に合わなかった場合は、体調を崩す原因となってしまうこともあるからです。
先進諸国のように、水道水の衛生面が高度に整っている国では、水道水を飲み水とすることはともかく、調理用水や食器を洗う水にまで神経質になる必要はないと思うのですが、水道衛生状況の遅れた発展途上国での場合は、歯磨き、うがいなどを含めて口に入れて吐き出す水、野菜を洗う水、料理や食器を洗う為に使う水にも注意を怠らない方が健康問題に繋がらないと思います。