基本的に、アラブ諸国やアフリカ、南アメリカ、アジア諸国などの水の衛生状態が悪い国において、スープや煮込み料理、ソースなど、調理の為に使われた水分をそのまま口に入れる料理に関しては、外国人が利用している高級ホテルなどでは特に気を付けてミネラルウォーターを使っているところも多いようですが、一般の人が出入りするような飲食店では水道水をそのまま使っている店が殆どだと思います。
ただし、それなり高級ホテルであっても、野菜などの材料を洗うために用いる水、皿を洗うために用いる水は間違いなく水道水です。料理に関しては、焼き料理、煮込み料理などの火がよく通してある料理にはそれほど神経質になる必要はないと思うのですが、サラダやフルーツなど生で食するものは要注意となってしまうわけです。
台所用水に関し、大変気になる皿を洗う水に関しては、実際のところ、北インドなどのしばしば水不足に悩まされている猛暑の地域では、飲料水の確保でさえも大変難しい状態ですから、皿を洗うのに貴重な清潔な水が使えるわけがありまあせん。汚れた皿を洗うことに流しっぱなしの水で洗うことはまず、どう考えても不可能です。ですから、一枚の皿に付着した洗剤を洗い流したら、その水を次の皿に流し入れ、さらにその次の皿にという形で水を使いまわしています。
こういう状況ですから、衛生状態が良くないと思われる国で、一般庶民が出入りしているような飲食店で、一般庶民と同じように食事をするという行為そのものが、日本人にとっては大変危険な行為であると考えられ、それでもあえて庶民の味を求める場合は、使い捨ての皿を利用している屋体、紙などにくるんで売られているスナック類などの食べ物の方がまだ安全かもしれません。