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海外における水事情

世界各国の「水」事情ともいえる、上下水道の普及率を知ることは、その国の国内事情ばかりか、衛生状況や生活水準を知るための最も基本となるバロメーターとなっています。

水道事情が最も優れた国の一つである日本でも、上水道普及率はわずかながらに100%には達しないため、水道先進国各国の背中を追う形で課題は残されているのですが、世界には水道普及率が100%に達している国も多々あるのです。

その例としては、アメリカ、カナダ、イギリス、オーストリア、スイス、スウェーデン、ノルウェー、デンマーク、フィンランド、ブルガリア、ベラルーシ、オーストラリアなどが挙げられます。この面々を見ると、「水あるところに文明あり」という言葉について、つくづく最もだと思わされる限りです。

反対に、最も水道事情の悪い国々を挙げてみますと、エチオピア(水道普及率24%)、カンボジア(30%)、アンゴラ(38%)などが挙げられ、このうちワースト1のエチオピアの農村部においては、水道普及率はわずか12%にも満たない数字なのです。

エチオピアの水、食糧難については、日本のニュースなどでもよく報道されていたのでご存知だと思いますが、世界的に見て、各国の水道事情の発展を妨げている大きな要因は、環境的な理由ばかりではなく、「戦争」「紛争」に起因することが大きいのです。このことは、ポルポトの支配により、国土が広範囲に渡り普通に歩けないほどの地雷畑と化してしまったカンボジアの事情を見ればお分かり頂けると思います。

例え、長年苦労して給水システムを築き上げたとしても、地雷が水道管に少しでも傷を付ければ、その苦労は全くの水の泡となり、一瞬のうちにバイ菌入りの「危険な水」と化してしまうのです。そのため、自然災害を受けている国のみならず、内戦や戦争が起こっている、あるいは過去起こっていた国では、水道事情が大変悪くなったまま復興できない国も数多くあるのです。

水事情を把握する

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